ここサイクリングロードは、10年以上前は、ほとんど通行人もサイクリストもなく、利用者全員の顔を覚えられるほどであった。同じサイクリストなら尚更で、よく見かける人なら、話しかけたりしたものだ。当時は大先輩のプロサイクリストもよく利用していて、先方にも顔を憶えられてずいぶんと会話もした。それは縁となり、年月が経ってお互いに年をとった今でも交流はある。
それが今はどうだろうか。利用者増加は大歓迎だが、マラソンランナーやサイクリスト枯あふれ、完全にオーバーフローしている。"知らない人、関係ないね"が多すぎる......。
ちょっとした心づかいがあれば、「マナー」なんていう様式は必要ないはず。限られた空間を共有しているのに、もったいない。
ケータイとかGPSとか、コミュニケーションツールが発達する今、アナログが気持ちいい。せっかく人力で走るという超効率が悪くてアナログな乗り物に出会ってしまったのだから、そんなやり取りをしようではないか。
「ウィッス!」「おはよう」
その一言で世界が変わるかもしれないね。