「ファッションの街、アントワープ」
ベルギー第2の大都市アントワープは、近年パリ、ミラノ、ロンドンと並んで洗練された「ファッションの街」として世界的に注目を浴びている。
その求心力となったのは、アントワープ王立美術アカデミー・ファッション科の存在であろう。 何しろ今やこの学校を卒業したデザイナーは、ミラノ、パリの一流ブティックから直ぐお声が掛かるという位、高く評価されていて、デザイナーを目指す若者にとっては、憧れの名門校なのだ。
日本は最も早くアントワープのデザイナーの作品に目を向けた国のひとつなので、アントワープが「ファッションの街」である事をご存知の方も多いはずだ。
ベルギー、特にオランダ語を公用語とするフランドル地域は、昔から多くの有名画家を輩出した美術の伝統がある。この芸術家達の血を受け継いだフランドル人がファッションデザイナーとしても優秀なのは、ごく当然の事なのかも知れない。