この度、エアロ・アズールでは、Team Eurasia-Museeuw Bikesをスポンサーさせていただく事となりました。今後、こちらのコラムで、若手選手の活動内容を皆さんにお届け致します。是非、応援を宜しくお願い致します!
「vol.3 : チーム ユーラシア ベルギーでの共同生活」
ベルギーでの生活も、もうすぐ2カ月が経とうとしている。春が来るとはまさにこのことだといったように一日、一日と春の訪れを感じ取ることができる。今日も日差しがあったかくて、現地のベルギー人は半袖姿の人をちらほら見かけたほどの陽気だ。ベルギーに来たころは寒くて、練習中に雪が降ったこともあったし、真冬仕様のウェアを着て、練習に行っていたが、最近は、自然と少し薄手のウェアを選んで着ている自分がいることに気づく。時間が経つのは本当に早くて、季節もこうやって変わっていくのだなとしみじみに思う。
4月に入り、今回のベルギー遠征の遠征期間も半分が過ぎてしまった。僕自身にとって、初めての海外でのロードレースの生活もだいぶ慣れてきたように思う。それはあくまで、選手としてのレースに対する走り方であったり、考え方であったりということで、生活の方は相変わらず、チームメイトのみんなに頼りっぱなしだ。特に食事に関して。僕の弱点は料理ができないこと。
今、このベルギーには5人の選手がいる。ここで、ざっとみんなの選手の紹介をしてみようと思う。
中村弦太さん、22歳。弓の弦のように太くたくましく育ってほしいということでこの名前になったらしい。性格はマイペース。
外勢健一郎さん、22歳。このチームのシェフ&財務大臣。少しうっかり屋さん。
このゲンタさんと外勢さんが僕より年上。あとの3人は僕と同い年だ。
このコラム第1号を書いた中山卓士21歳、通称イケメン。そして僕と部屋が一緒の伊藤翼21歳、顔は韓流スター系。
自他共に認める料理上手で、「自分の才能がこわい!」としきりに言っている。
食事に関しては、これまで弦太さん、外勢さん、翼に頼ってばっかりで、この3人がいつも晩御飯のルーティンを組んでいたのだけど、さすがに3人ではキツイということで、ベルギー生活の約2カ月目にして僕もルーティンに入り、4人が日替わりで食事を担当することになった。
3人の玄人の中に1人の素人。「包丁を切るときは猫の手」、僕が小学校の家庭科の時間で学んだこと。本当にそのレベル。あとは見よう見まねで、4日に一度料理をしている。ありがたいことに、食費はチームから支給されているが、必要最低限のレベル。だから買い物は、全て一番安いものを買うようにしないと追いつかないので買えるものが決まってくる。毎日、朝は同じパン、お昼はパスタ、夜はお肉料理と決まっている。
決して贅沢な生活ではないけれど、それも人それぞれの価値観ではないかなとも思う。
ベルギーに来て、新しい環境でのレース、新しい環境での生活は苦労もあるけれど、選手それぞれの思いを胸に秘めてこのベルギーで生活している。料理が苦手な僕も含めて・・・・。残りの約1カ月、それぞれの目標に向けて更なる努力をこのベルギーの地で一日、一日と重ねていく。そして、気がつけば夏だと思える日がまたくるのだろう。