7人集まれば、それぞれ個性がぶつかる。昨年、NIPPOと一緒にベルギーに来ていた中山 卓士(昨年はブリッツェン所属)は、レースで自分だけが遅れてしまった日、レースから戻り、一人練習に出かけていた。
昨年、エスぺランスエタージュに所属していた伊藤 翼は、ベルギーに来て最初の数レース、千切れた後、すぐに諦める癖があって、叱咤した事も1回や2回ではない。
しかし、今年、伊藤はチームユーラシアの一員となり、ベルギーに戻ってきて、大きく変わった。トレーニングでもレースでも負けず嫌い的なイイ意味での悪あがきをするようになった。先日のレースでは降ろされたにも関わらず、交通規制の解除されたコースを延々一人で走り続けていた。
選手が到着して2週間あまり、まだ各選手の個性を見抜けていない。しかし彼らには共通して危機に対する想像力が欠落していると感じる。色んな部分で危機感が感じられない。それが「ゆとり教育」によるものなのかは分からない。
しかし、ちょっとヒントを与えてやれば自転車選手とは常に「戦い」である事に気づいてくれる。
そんな毎日を数年間続けられれば、きっと夢に到達できる。